世界の七不思議と呼ばれるものがある。
一般的に挙げられるのは、
「ギザの大ピラミッド」「バビロンの空中庭園」「エフェソスのアルテミス神殿」
「オリンピアのゼウス像」「ハリカルナッソスのマウソロス霊廟」
「ロードス島の巨像」「アレクサンドリアの大灯台」。
新たにスイスの「新世界七不思議財団」なるものが、2007年7月7日に新・世界七不思議を投票で決定したそうである。(選には漏れたが、それには、清水寺も候補に入っていたそうだ。)
次回は、2011年に改めて投票で決定しよう考えているようである。
「不思議」とあるが、私にとって時に気になる「謎」は、ルーブル美術館に収蔵されている
ミロのビーナスの両腕がどのような形をしていたか?
ということ。
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神話から、林檎を手にしているだろうとだけ言われているが、
肉体の構造から、腕は下方に向いているだろうとされているようだ。
私には、左腕は、上ではないかと思ったりする。
フランスの画家ドラクロワの絵に
「民衆を導く自由の女神」というのがある。
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腕が逆だが、ドラクロワが描いたこの女神像は、多分にミロのビーナスを意識している絵だと思う。
私には彼が、この絵に仮託してミロのビーナスの残された両腕を左右を逆にして描いたように思える。
これを見ていたせいで、どこかオーバーラップするところがある。
私の思考回路のこと
nu skin 如新、
最近、私の考え方は、どこか運命論者的な考え方をするようになってきた気がする。
(運命論者って、結局、歳? そうかも知れません。)
たとえば、「この人は、こうなる定めがあったんだ。」とか、
「この国は、結局こうなることになっていたんだ
nu skin 香港。」とか
どこか、抗(あらが)うことのできない力によって運ばれていくものだ、という考え方が強くなってきたことを感じる。
そう、このミロのビーナスに対しても、
「彫像された時から、こうやって出土して、謎を残したままルーブルに展示される運命にあったんだ」
と勝手に結論づけたりする
nu skin 香港。
そして、
「おそらく、いかなる形の腕がついているよりも、この腕のない造形が、
ミロのビーナスを、何よりも美しく感じさせるポーズなのである」と、
今の私は、どこか、そのように結論づけてしまうところがある。